インターコンティネンタル (英: Intercontinental) とは、イギリスで生産されフランス・アメリカで調教されていた競走馬である。主な勝ち鞍は、2004年のメイトリアークステークス、2005年のBCフィリー&メアターフ。
2005年のエクリプス賞最優秀芝牝馬チャンピオン。
戦績
2歳時 (2002年)
8月18日にドーヴィル競馬場にて行われた新馬戦でデビュー勝ちを果たす。続く条件戦も勝利した後に挑んだG1グランクリテリウムでは3着に入ってシーズンを終えた。
3歳時 (2003年)
4月18日にメゾンラフィット競馬場で行われた条件戦で始動して勝利。続く英1000ギニーは3着に敗れる。イギリスから帰国した後のG2サンドリンガム賞を3着とすると次走のリステッド競走アマンダン賞を勝利した。しかし、続くコシェル賞を2着に惜敗するとG1フォレ賞では4着に敗れてシーズンを終えることとなる。
4歳時 (2004年)
4歳になると、アメリカのジュドモントファームの調教師であるロバート・フランケルの元に送られ、アメリカで競走生活を送ることとなる。3月28日にサンタアニタパーク競馬場で行われた一般競走を勝利すると、次走のG3ジェニーワイリーステークスも制して重賞初制覇を飾った。続くG2ジャストアゲームBCHも連勝するも、G1ダイアナハンデキャップでは5着に敗れる。しかし、G3セネターケンマディーハンデキャップ2着の後に挑んだG1メイトリアークステークスでは2着に2馬身差をつける快勝でG1初制覇を飾った。
5歳時 (2005年)
G3ジェニーワイリーステークスで始動すると、ここを勝利して同レース連覇を達成する。続くG2ジャストアゲームBCHは2着に惜敗するが次走のG3ロイヤルヒロインステークスを勝利した。続くG1ジョン・C・マビーハンデキャップは3着に敗れたものの、G2パロマーBCHとギャラクシーステークスを連勝してBCフィリー&メアターフへと駒を進めた。出走馬の中には同レース連覇を狙う欧州の年度代表馬ウィジャボードもいたが、レースでは序盤からハナを取るとそのまま最後まで押し切っり、2着のウィジャボードに1馬身1/4差で勝利した。これにより、全姉バンクスヒルとの姉妹制覇を達成。翌年のエクリプス賞年度表彰では最優秀芝牝馬部門を受賞した。
血統表
全兄にフランスリーディングサイアーのダンシリ、全姉にブリーダーズカップ・フィリー&メアターフなどを勝ったバンクスヒル (Banks Hill)、全弟にマンノウォーステークス勝ちなどがあるカシーク (Cacique)、カナディアンインターナショナルステークスなどを勝ちがあるシャンゼリゼ (Champs Elysees)、半妹にメイトリアークステークス (G1) 勝ちなどがあるヒートヘイズ (Heat Haze) がいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post




