東京ワイナリー(とうきょうワイナリー、英称:Tokyo Winery)は、東京都練馬区大泉学園にあるワインメーカー。都内の第1号ワイナリー。
概要
越後屋美和は、「おいしい東京の農産物(野菜)を広める活動をしたい」「農産物の加工品ができないか」などの考えから、東京にワイナリーが一軒もないことが分かり、ワイン造りに挑戦することになった。2年程、ワイン造りを学び、並行して、ワイナリーの開業準備を開始した。店舗は新聞販売店を改修したものである。日本で栽培されたブドウ100%を使ったワイン、そして、地元で栽培されたブドウを使ったワインを、ワイン好きのボランティアのスタッフとで造っている。
ブドウは生産地から仕入れ、醸造は消費者に近いところで行う、こうしたスタイルは「都市型ワイナリー」と呼ばれ、米国・ポートランドが発祥で、ニューヨークやパリなど世界中に広がりつつある。東京ワイナリーは、地元の大泉、その他、清瀬、練馬、国立などで、大規模ではないがブドウの栽培を行っている。ブドウの品種は、高尾、ナイアガラ、ヤマブドウなどである。
2016年(平成28年)には、代表の越後屋美和が平成28年度東京都女性活躍推進大賞にて優秀賞(個人部門)を受賞した。
沿革
- 2014年(平成26年)
- 4月 - 果実酒製造免許の申請
- 9月19日 - 果実酒製造免許の取得
- 9月23日 - ワインの仕込みの開始
施設情報
敷地面積は約70m2。
- ワイナリー
- カフェ
交通アクセス
- 鉄道
- 西武池袋線 - 大泉学園駅より徒歩約10分
- 路線バス
- 西武バス - 大泉学園駅北口より学園橋停留所下車徒歩約3分
ギャラリー
参考文献
- 『東京ワイナリー 東京初のワイン醸造施設』 - 東京の観光公式サイト GO TOKYO、2016年4月17日閲覧]
- 『日本経済新聞』「街なかで醸造 都市型ワイナリー、ブドウの産地も多彩」2019年12月22日、2023年10月26日閲覧
脚注
関連項目
外部リンク
- 東京ワイナリー 公式ホームページ
- 葡萄酒技術研究会 公式ホームページ
- 日本ワイナリーアワード 公式ホームページ




