津川町(つがわまち)は、新潟県東蒲原郡にあった町。2005年4月1日、鹿瀬町、津川町、上川村、三川村の4町村の合併による阿賀町の発足により消滅した。
概要
津川の町場は阿賀野川と常浪川の合流点に位置する。雁木(とんぼ)の街並みが続き、発祥の地の碑もある(高田が雁木発祥の地とされる場合もある)。
歴史
現在は新潟県に属するが、古くは会津藩の領地であった。街中の新潟県道14号新発田津川線(会津街道、旧国道49号)はかぎ型に2箇所で折れ曲がり敵の防禦に備えた城下町のようなつくりになっており会津藩の重要な戦略拠点であったことをうかがわせる。水陸の交通結節点として栄え、津川船道(つがわふなどう)と呼ばれる水運業者がこのまちを拠点に阿賀野川の舟運を行っていた。
沿革
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い津川町(初代)が発足。
- 1955年1月15日 - 小川村、揚川村の一部と合併し、改めて津川町が発足。揚川村の残部は他村と合併して三川村を新設。
- 2005年4月1日 - 鹿瀬町、上川村、三川村と合併して阿賀町となり消滅。
行政
- 町長:長谷川東二(2000年4月9日から)
経済
産業
日本酒の製造が盛んである。
教育
- 津川小学校
- 三郷小学校
- 津川中学校
- 新潟県立阿賀黎明中学校・高等学校
交通
道路
- 高速道路
- 磐越自動車道、津川インターチェンジ
- 国道
- 国道49号
- 国道459号
- 都道府県道(主要地方道)
- 新潟県道14号新発田津川線
- 新潟県道89号津川インター線
鉄道
- 東日本旅客鉄道
- 磐越西線
- 津川駅
- 磐越西線
バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 阿賀野川ライン県立自然公園
- 狐の嫁入り行列(5月)
- 津川温泉
- 清川高原保養センター
- 麒麟山(津川城跡)
- 会津街道・諏訪峠の石畳
- とんぼ(雁木)のまちなみ
- 狐の嫁入り屋敷・津川河港跡
- 津川町郷土資料館
- 阿賀の館(天鬼将軍館・魚心子資料館)
- 芦沢高原ハーバルパーク
- 八ツ田観光栗園
- 新潟県立津川漕艇場
- 津川カントリークラブ
- 金鉢(かなばち)清水
- 琴平(こんぴら)清水
- SLばんえつ物語
出典:
脚注
関連項目
- 新潟県の廃止市町村一覧
外部リンク
- 津川町 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2005年3月5日アーカイブ分)
- 東蒲原郡町村合併協議会 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2005年2月6日アーカイブ分)
- 阿賀町観光ガイドマップ:津川市街地(阿賀町)(アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project




