三江島駅(みえじまえき)は、かつて愛知県幡豆郡三和村米野(現・西尾市米野町)にあった、名鉄(旧)西尾線の駅。
歴史
地元有志による資金、用地提供によって新設された駅である。当初は江原と小島の地名をそれぞれ取った「江島駅」を予定したが、江島駅が他に存在していたため代案として「三江島駅」「江島野駅」が候補となり、最終的に三江島駅となった。
- 1914年(大正3年)7月15日 - 西尾鉄道中島 - 三和川(1917年廃止)間に開業。
- 1926年(大正15年)12月1日 - 愛知電気鉄道が西尾鉄道を合併。岡崎新 - 西尾 - 吉田港間を西尾線とする。
- 1943年(昭和18年)12月16日 - 西尾線 岡崎新 - 西尾間が不要不急路線となり休止。当駅も休止となる。
- 1959年(昭和34年)11月25日 - 廃止。
駅構造
開業当初は列車交換設備が設けられ、翌1915年(大正4年)に行われた大嘗祭で列車が臨時増発された際に活用されていた。しかし後に設備も縮小され、休止直前には1面1線に側線を持つのみとなっていた。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 西尾線(旧線)
- 三河中島駅 - 三江島駅 - 久麻久駅
かつては当駅 - 久麻久駅間に三和川駅(1917年廃止)、八ツ面駅(廃止年不明)が存在した。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 廃駅




