ビバロ・アルピーネ語(オック語: vivaroalpenc, vivaroaupenc)は、フランス南東部(ドーフィネ周辺)とイタリア北西部(ピエモンテ州とリグーリア州のOccitan Valleys)で話されているオック語の1つ。カラブリア州のグアルディア・ピエモンテーゼにもビバロ・アルピーネ語の小さな飛び領土があり、その言語はgardiòlとして知られている。ここはオーヴェルニュとリムーザンとともに北オック語の方言ブロックに属している。
名称と分類
ビバロ・アルピーネ語はプロヴァンス語の下位方言とみなされ、provençal alpin (Alpine Provençal) やNorthern Provençalと呼ばれた。
ドーフィネ地区で使われているで、dauphinoisやdauphinois alpinという名前でも呼ばれる。RonjatやBecと同じく、現在では疑いなく独自の方言として認識されている。
UNESCO Atlas of World's languages in danger(危機にある世界言語のアトラス)はアルパイン・プロヴァンスの名前を使っており、深刻な危機にあるとしている。
脚注




