市塙駅(いちはなえき)は、栃木県芳賀郡市貝町大字市塙にある真岡鐵道真岡線の駅。

市貝町の代表駅である。

歴史

  • 1920年(大正9年)12月15日:鉄道省(国鉄)の駅として開業。
  • 1970年(昭和45年)3月15日:業務委託駅となる(ただし、早朝と夕方以降は無人となる)。
  • 1975年(昭和50年)4月21日:貨物の取り扱いを廃止。駅員無配置駅となる(簡易委託化)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月31日:委託解除、無人化。
    • 4月11日:真岡鐵道に転換。
  • 1994年(平成6年)3月14日:国鉄時代に撤去された交換設備を復活。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅。駅舎に面する側が茂木方面のホームで、下館方面のホームへは茂木方にある構内踏切を渡る。

真岡鐵道転換後に完成した駅舎の中はベンチや時刻表、ポスターがある他は何も無い待合室のみであり、駅前広場に公衆トイレが別に設置されている。駅舎の壁面に描かれているのは、田野辺集落に伝わる県の無形民俗文化財である「武者絵」。

利用状況

2019年度の一日平均乗車人員は63人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。

駅周辺

駅前から栃木県道69号宇都宮茂木線までの間が商店街である。

  • 市貝町役場
  • 市貝郵便局
  • 市貝町立市貝小学校
  • 市貝町立市貝中学校
  • 足利銀行市貝支店
  • 市貝温泉健康保養センター
  • 栃木県道135号市塙停車場線

バス路線

JRバス関東の路線は、2023年8月26日の芳賀・宇都宮LRT開業に合わせて再編が行われ、LRTとの結節点(トランジットセンター=TC)である清原TC・芳賀TC行きの路線が新設された一方、モビリティリゾートもてぎ行きが廃止され、茂木方面はすべて茂木駅止まりとなった。

市塙駅バス停留所 - 駅前に位置する。

市塙駅入口バス停留所:県道宇都宮茂木線沿い、市塙駅入口交差点付近に位置する。

隣の駅

真岡鐵道
■真岡線
「SLもおか」停車駅
多田羅駅 - 市塙駅 - 笹原田駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 市塙駅 - 真岡鐵道

「駅」の書き方・書き順・読み方・例【JLPT N5漢字】

市塙

駅 (注音 |ˋ) 一把刀《中文字典》📕

「駅逓」(えきてい)の意味

糒駅のイチョウの黄葉 ポン太の写真帳別館