徳島南バイパス(とくしまみなみバイパス)は徳島県徳島市かちどき橋一丁目のかちどき橋南詰交差点(国道55号起点)から徳島県小松島市大林町の大林北交差点に至る、国道55号のバイパス道路である。
概要
全線開通後、旧道は徳島県道120号徳島小松島線として徳島県に移管され、本路線が現道となった。
バイパス道路として建設されたため、ほとんどの部分で市街を避けるように通っている。(沖浜および沖浜東は土地区画整理事業が同時に行われ、本路線を中心に市街化している)
徳島県は、渋滞緩和のために徳島東環状道路を建設中だが、接続点は徳島市内の大野交差点であり、そこから南は主要道路では現状の道路のみとなる。
路線データ
- 起点 : 徳島市かちどき橋一丁目
- 終点 : 小松島市大林町
- 延長 : 12.9 km
- 規格 : 第4種第1級、第3種第1級
- 車線数 : 完成6車線、4車線
- 道路幅員 : 30 m、24 m
- 車線幅員 : 3.25 m、3.5 m
- 設計速度 : 60 km/h、80 km/h
歴史
- 1970年(昭和45年)4月 事業化
- 1972年(昭和47年) 工事着手
- 1993年(平成5年)3月 全線暫定供用
- 1996年(平成8年)7月 完成供用
路線状況
1986年12月、徳島市八万町字大野から小松島市江田町までが両側4車線化された。
道路施設
橋梁
- 大野橋 - 園瀬川(L = 96 m)
- 大松川橋(L=87m)
- 新勝浦川橋 - 勝浦川(L = 241 m)
トンネル
- 赤石トンネル(小松島市) - 1991年に北側(現在の下り線高知向き、全長346m)が開通し、1995年に南側(現在の上り線徳島市向き、全長355m)が開通した。当道路唯一のトンネルである。
交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサスより)の平日24時間交通量
- 小松島市小松島町領田:49,634台
車線・最高速度
地理
- 位置関係
- (高松方面) - 吉野川バイパス - 徳島南バイパス - 阿南道路 - (室戸方面)
通過する自治体
- 徳島県
- 徳島市 - 小松島市
接続している高速道路
- E55 徳島南部道 (小松島)(事業中)
交差する道路
- 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
脚注
参考文献
- 徳島工事五十年史
関連項目
- 日本のバイパス道路一覧
- 吉野川バイパス
- 阿南道路
- 四国地方の道路一覧
外部リンク
- 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所




