ロシア連邦極東・北極地方開発省(ロシアれんぽうきょくとうかいはつしょう、極東発展省、ロシア語: Министерство Российской Федерации по развитию Дальнего Востока и Арктики)は、ロシアの中央省庁のひとつ。極東ロシアの経済社会開発を担当する。2012年5月21日、創設された。ハバロフスクに省本庁舎が設置され、モスクワに代表部が別に置かれた。
沿革・概要
2012年ロシア大統領選挙で復帰したウラジーミル・プーチン大統領は、極東・シベリアの開発を政権の最重要課題と位置づけ、 2012年5月21日、ロシア連邦大統領令(ウカース)第612号により、ドミートリー・メドヴェージェフ内閣に新たに設置された。大統領令により極東開発大臣は極東連邦管区大統領全権代表の兼任となる。初代大臣は極東連邦管区大統領全権代表のヴィクトル・イシャエフが就任した。本庁舎はハバロフスクに設置されたが、これはモスクワ以外に連邦省庁が設置されたという点でロシア連邦史上初である。
2013年8月31日、ウラジーミル・プーチン大統領は、ヴィクトル・イシャエフ極東開発相を解任し、兼務する極東連邦管区大統領全権代表のポストからも更迭した。解任の理由については、2013年8月のアムール州洪水被害に対する引責人事との見方の他、極東地域開発におけるイシャエフの運営方法が中央と対立したためとの見解もある。
2013年9月11日、アレクサンドル・ガルシカが第2代大臣に任命された。
組織
歴代大臣
次官
参考文献
- 堀内賢志、斎藤大輔、濱野剛 (2012年8月1日). ロシア極東ハンドブック. 日本、東京: 東洋書店. ISBN 978-4-86459-059-4
脚注
関連項目
- 極東ロシア
- 極東連邦管区
- 東シベリア・極東開発公社
外部リンク
- (ロシア語) ロシア極東開発省公式ホームページ




