冠着駅(かむりきえき)は、長野県東筑摩郡筑北村坂井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)篠ノ井線の駅である。
歴史
駅名は、近くに冠着山があることに由来する。近隣では当時、駅開設を働き掛けた村長の名を取り、「彦左エ門駅」とも呼ばれている。
年表
- 1937年(昭和12年)1月31日:鉄道省(後に日本国有鉄道)篠ノ井線の冠着信号場として開設。
- 1945年(昭和20年)4月1日:冠着駅に格上げ。旅客営業のみ。
- 1972年(昭和47年)
- 3月31日:荷物扱い廃止。無人駅となる。
- 4月25日:簡易委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 2016年(平成28年)6月1日:管理駅が明科駅から松本駅に変更。
- 2025年(令和7年)
- 2月:駅番号にSN 12を設定。
- 3月15日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に編入される。
- 4月1日:窓口営業時間が8時0分から12時30分までに変更となる。また平日と土曜日のみの営業となり日曜日と祝日と年末年始は休止する(予定)。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
筑北村が受託する松本駅管理の簡易委託駅で、窓口が設置されている。改札口にSuica対応の簡易改札機の入出場両用機が設置されている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は45人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
駅周辺
筑北村の坂井地域に位置する。旧・坂井村で唯一の旅客駅だったが、当駅は旅客を対象としない信号場として設置された経緯から旧坂井村の中心地から離れた場所にある。駅裏にマレットゴルフ場がある。
駅前には通勤用の月極駐車場と自転車駐輪場がある。
- 筑北村営バス - 冠着駅前バス停
当駅から長野方面は駅名の冠着山(姨捨山)を控えている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 篠ノ井線
- □快速(一部の松本方面行きのみ停車)・■普通(「みすず」含む)
- 聖高原駅 (SN 11) - 冠着駅 (SN 12) - 姨捨駅 (SN 13)
- 2009年(平成21年)までは、当駅 - 姨捨駅間に羽尾信号場が存在した。
- 聖高原駅 (SN 11) - 冠着駅 (SN 12) - 姨捨駅 (SN 13)
- □快速(一部の松本方面行きのみ停車)・■普通(「みすず」含む)
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(冠着駅):JR東日本



