徳運寺(とくうんじ)は、長野県松本市入山辺にある曹洞宗の寺院。山号は福田山。創建時の寺号は徳寺で臨済宗の寺院であった。本尊は十一面観音。

歴史

1331年(元弘元年)、山家(やまべ)郷の地頭・山家為頼(諏訪神党の神為頼)が雪村友梅を招いて創建した。永正年間( 1501年 - 1521年)、折野氏(山家氏)が中興するも、再び衰退。江戸時代初期に曹洞宗の安室正盛禅師によって再興され、1851年(嘉永4年)焼失の後、1854年(安政1年)再建された。1872年(明治4年)に廃仏毀釈で一時廃寺となるが、1881年(同13年)に「徳聖寺」として復興するが、1935年(昭和10年)に再び徳運寺となった。

文化財

  • 道祖神(陰陽石)

行事

  • 1月15日 - 厄除け参り

参考文献

  • 『松本市史 第2巻』
  • 『探訪 信州の古寺 禅宗』1996年 郷土出版社

外部リンク

  • 徳運寺

関連項目

  • 松本市の名所・旧跡
  • 松本市の歴史

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