オワセグ(尾鷲市エリアワンセグ放送)は、三重県尾鷲市がその一部地域を業務区域として行う地上一般放送である。
概要
ホワイトスペースを利用して実施するエリア放送である。
市区町村によるワンセグ放送には、従前にも青森県三沢市や東京都江東区等があり、災害対策に注力したものが多いが尾鷲市も同様である。
市役所や消防署に設置されたカメラの映像が放送され、カメラや送信機の電源は太陽電池でバックアップされている。
タブレット形専用受信端末を市内に住民票を置いている全世帯に無償配付している。
諸元
市内に地上一般放送局20局が設置 されている。
沿革
- 2012年(平成24年)
- 5月29日 - 電気興業が実験試験局の免許を取得、尾鷲市と共同で7月末までワンセグ放送による情報伝達を実験。
- 2013年(平成25年)
- 11月17日 - 地上一般放送局20局の予備免許を取得。
- 2014年(平成26年)
- 2月19日 - 20局の免許を取得、免許の有効期限は2019年2月18日まで。
- 4月 - 受信端末配付開始。
- 2015年(平成27年)
- 4月 - 市議会の第2回定例会から中継を開始。
- 2016年(平成28年)
- 1月 - 年度内に受信端末配付完了。
- 2019年(平成31年)
- 2月19日 - 20局が再免許、免許の有効期限は2024年2月18日まで。
- 2024年(令和6年)
- 2月19日 - 20局が再免許、免許の有効期限は2029年2月18日まで。
脚注
外部リンク
- エリアワンセグ専用受信端末機(オワセグ) - 尾鷲市
- 避難を促進するための情報伝達システム (Owasegu:オワセグ)(三重県尾鷲市の事例) (PDF) 平成26年度 『地域防災データ総覧「避難環境編」』第2章 消防防災科学センター



