ケニトラ(アラビア語: القنيطرة; al-qinīṭra, ラテン文字表記: Kenitra)は、モロッコの都市。人口374,041人(2004年)。

地理

大西洋岸の平野に位置し、大西洋からは17km離れている。セブー川の河口近くに位置し、大西洋からケニトラの港までは外洋船が遡行できる。

経済

ウジダからフェズ、メクネス、ラバト、カサブランカ、マラケシュを結ぶ鉄道幹線上に位置し、ラバトやカサブランカには30分に1本のダイヤで列車が走っている。カサブランカからケニトラ経由して北のタンジェまでタンジェ=カサブランカ高速鉄道が通る。

歴史

ケニトラは1913年に軍港としてフランスによって開かれた。1933年以降、初代モロッコ総督ユベール・リョーテ将軍にちなみポール・リョーテ(Port Lyautey)と呼ばれていたが、1956年の独立と同時に「小さな橋」を意味する現市名に変更された。

脚注

関連項目

  • タンジェ=カサブランカ高速鉄道

外部リンク

  • Merja Sidi Boughaba | Ramsar Sites Information Service

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