リールンク(Lirung、1982年 - 1987年)はドイツの競走馬。父はイギリス産のコンノート、母はドイツ産のリランガ。
アカテナンゴと同じフェアホフ牧場 (Gestüt Fährhof) で生まれ(同年生まれでもある)、同じくハインツ・イエンチに調教を受けた。当初は馬体や走りっぷりからこちらのほうが期待されていたという。2歳時はその期待に違わず無敗で西ドイツ2歳チャンピオンとなり、ラティボーレネンではアカテナンゴを破っている。翌1985年はヘンケル・レネン(西ドイツ2000ギニー)を勝って5戦無敗で挑んだドイチェスダービーでは距離不安を露呈してしまいアカテナンゴの3着に敗れた。しかし、その後マイル路線に焦点を合わせると強いレースぶりで勝ち進み、この年重賞を5勝した。翌1986年はフランスでも走り、ジャック・ル・マロワ賞 (G1) に優勝、イスパーン賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞などのG1競走でも3着に入りヨーロッパ最優秀マイラーに選ばれている。しかし翌1987年、イタリア遠征中に正体不明のウイルスにかかり、帰国後に安楽死となった。
血統表
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 JBISサーチ



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