佐古家(さこけ)は、日本の社家。山口県岩国市に鎮座する宇津神社で代々奉職している。
概史
「佐古」の家名を号する家は、山口県に於いては徳山市・新南陽市(以上現・周南市)・錦町(現・岩国市)のほか錦川下流の岩国市内にもみられるといい、当家もその一家である。
佐古吉浦が岩国市の宇津神社に奉仕し、その長女幸嬰、五男利正も同社に奉仕した。平成10年(1998年)5月5日、幸嬰が帰幽。9月22日、弟利正が後を追うように帰幽した。2016年(平成28年)時点では、同族の佐古建彦が宮司を務めている。
利正の次男・正人は俳優となり、その娘真弓も俳優である。
系譜
- 系譜脚注
脚注
書籍出典
ウェブサイト出典
参考文献
- 『神道人名辞典』神社新報社編、神社新報社、1986年。
- 『山口県姓氏歴史人物大辞典』山口県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会編、角川書店〈角川日本姓氏歴史人物大辞典35〉、1991年。ISBN 978-4-04-002350-2。
- 『戦後神道界の羣像』神社新報社編、神社新報社、2016年。ISBN 978-4-908128-09-7。
- 佐古建彦「佐古利正」『同上』、303頁。
- 佐古一洌「佐古幸嬰」『同上』、519-520頁。
関連項目
岩国市を出自とするほかの佐古姓の人物には以下がいる。当家と関係が有るかは不明。
- 佐古賢一
- 佐古瑠美(賢一の姪)




